ガラスの華 第20話
ホテルに戻り化粧室で咳き込んでいる所にジスが訪ねてきます。
あくまでもジスには病気のことを隠すギテですがかなり病状は重そうですね。
暖炉の前で「ニュー シネマパラダイス」の老人と若者の会話の事を話すギテ。
映画の中で兵士が去っていった理由について「あと一晩辛抱すれば姫と結婚できただろうけど、もし、姫が約束を守らなかったらたとえようも無い苦しみで彼は死んだと思う。だから99日の夜に姫が待っていてくれるという幻想を抱いたまま去った」って言っているけどそれじゃあ結局兵士は姫を心から信じていなかった事になるような気がしてすごく寂しい解釈に思えます。それじゃあギテが淋し過ぎるような気がして。
私としては兵士がバルコニーの下で姫を焦がれているうちに姫を思うあまりに体調を崩し、本当に愛する人の前では死に行く姿を見せたくない、死んでしまった姿を見せなければ姫は一生自分がどこかで生きているに違いないと忘れずにいてくれだろうと思って姿を消した・・・という意味にとりたいですね。ジスに優しく抱きしめられた時のギテの表情・・・涙なしでは見れませんでした。
鏡に映る自分の姿に語りかけるギテ。
ジスへの最後のメッセージになってしまいました。
ジスを諦めたくは無かった事、心から愛していた事、神様が自分に与えてくれたのはドンジュに引き渡すまでのナイトの役目だったけどその間本当に幸せだったという事・・・・・・悲しい一人語りですね。そして結婚式に行こうとしたところに最後の発作が・・・・・・・ギテは99日目の兵士になってしまったんですね。
教会で待つドンジュとジスも来ないギテに不安を感じホテルに戻ります。
そこには会長とテヒの姿が。そして海岸に打ち上げられたコートと身分証明証。
海辺で我を忘れてギテの名を呼ぶドンジュ。悲しみにくれるジス。コートも身分証もギテの物だと解っていても心では認められずジスにすがるドンジュ・・・
本当にここまでは涙、涙でした。
私としてはここでこの物語は終わりでした、はい。
今さらながらに後悔してドンジュにギテのことを尋ねる会長。
病気の父親を結局は捨てられないドンジュは日本に帰る決断を・・・。
でもジスと父親との和解はないまま。お母さんは結局ジスのことは知ったのか知らないままなのか?
ギテのはからいでスキー場に行ったジソクは同居している友達に頼んでたけどまともに働いているのか?
このへん全部不完全燃焼なんですけどぉ~~~~・・・・
12年後にまたあの川原でタイムカプセルを開けようって言ったけどそれまで二人は会わないつもりなんでしょうか?最終的にドンジュは日本へ、ジスはヨーロッパの教会の写真をとるといって海外へと別々の道を歩むんですね。結局は誰一人幸せになった人はいないままなんですねぇ・・・・・・・。こうして「ガラスの華」~ギテの悲しい物語~は幕を閉じました。・・・・・・っってこれでいいの?まぁ、ドンジュもジスもこうするしかなかったのかなと自分を納得させました。12年後にはぜひ会って愛を育んで欲しいものです。
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