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『ボリウルの夏』

Boriuru1[制 作 年] 2003年
[原    題] ボリウルの夏   
[監    督] イ・ミニョン
[出    演] 

チャ・インピョ   → キム神父
パク・ヨンギュ  → ウナム僧侶
チャン・ミヒ   → 院長修道女
シネ    → パシルラ修道女
チェ・ジュボン   → キョンホのおじいさん
ユン・ムンシク   → ドンスクのおじいさん
キム・ジンテ   → スノクのおじいさん
カク・チョンウク  → ヒョンウ
チョ・ムニ   → スノク
チャン・ハンソン  → チャンスのおじいさん 
         

[ストーリー]Season

夏休み、ボリウルという田舎の村をヒョンウという少年が訪れる。母親言われ父親であるこの村の僧侶ウナムの元で夏休みを過ごすためにやって来たのであった。一方、ボリウル村で孤児院も有する教会は新任の青年神父キムを迎える。村の子供たちはウナムに監督を頼みサッカー・チームを作り、一方、キム神父も子供たちを誘いサッカー・チームを結成する。互いに敵視しあうチームのメンバーたちが試合を通して心をつなぎいつも勝てない町のチームに試合をいどむ・・・

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チャ・インピョは厳しい表情の作品が多いけどこんな風に少し子供っぽい大人を演じている時の笑顔がステキですね。

新任の青年神父が厳格なシスターと少しひねた少年たちに悪戦苦闘しながらも若い修道女に優しさに癒され子供たちとはサッカーを通して気持ちを通わせていく姿が清々しいです。

パク・ヨンギュ演じるサッカー好きの僧侶も元神父で現在は僧侶、その上実は子供までいるという破天荒な人物をときにおかしく、時に厳粛な演技で惹き付けられました。

若い修道女には『夏の香りで』ソン・イェジンに心臓をあげたシネが若々しく無邪気な修道女を演じています。

子役たちも皆かわいらしく、殆どが素人の子供たちだと言うことですが演技もサッカーも上手くリアルな子供の姿を見せてくれていました。

2003年の福岡国際映画祭で上映されたのですがいまだにDVD化されていないのが残念です。

韓国の田舎町を舞台に大人と子どもの結びつきや子供同士の葛藤や友情など、どこか懐かしく、そして楽しく、心が豊かになるような感動作品です。

(衛星劇場で19日(土)と29日(火)にも放送されます。)

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