『龍が如く』 劇場版
公開から早半年・・。コン・ユ君の日本映画初出演ということで気になってはいたんですがなかなか見る機会がなくて今やっとです、ハイ。なんとなく周辺からの声が芳しくなくてね~(~_~;)
ストーリーは一応映画紹介でこんな感じです。
ネオン輝く不夜城・神室町に、1人の男が帰ってきた。かつて「堂島の龍」と呼ばれた極道・桐生一馬。彼はヤクザたちの襲撃をかわしつつ、犬を連れた少女・遥の母親・美月を捜していた。しかし美月が通っていたホストクラブのオーナー・一輝も彼女の行方を知らないという。その頃、極道組織・東城会の預金100億円が、何者かに引き出される事件が起こる。100億円の消失と桐生の出所は、瞬く間に神室町の裏社会に広がり…
とね。
確かにこの映画元々のストーリーを知らないと登場人物の過去や関係が全然説明されないので「なんで?」「どうして?」の連発かも。いきなり出所した桐生が遥を連れて神室町で人探ししてるところから始まるわけだし・・・。真島が桐生にあそこまで執着するわけも説明されてない。
その上原作やこのゲームのファンからしたら強いカリスマ性よりもこの映画から感じられるのは娯楽性だから不満があるのかも。
でも、これ、私的には面白かったです!
ゲームの世界を知らないし、ストーリーは映画紹介で見たくらいだったので全然先入観無しで見たのがよかったのか、はたまた今回の三池ワールドが自分の娯楽性にマッチしていたのか私にはとても面白い映画でした。
北村一輝は虫男とかホストとかあまりというかかなり毒々しい役が多かった昨今でこの映画ではある意味完全なるヒーローでなかなかカッコいいじゃないですか!
岸谷五朗にいたってはすごい!
この真島吾朗はまさにゲーム感覚で蘇ってきますね~(笑)
しばらくは「桐生ちゃ~ん」って声が聞こえてきそうです。
「何でこうなったたのか?」とか「どうしてこうなんだ?」っていう過去の背景を考えず映像の中のキャラクターを楽しむ感覚で見ると結構面白いです。
頭の悪いカップル、間抜けな強盗、それを見張る刑事たち、ドMな兄ちゃん、こんな脇役たちが繰り広げる意味のない笑いも面白いしね。
ラストの方の錦山との戦いでは北村一輝も岸谷五朗さながらのオチもあります(笑)
いや~!!かっちょいいでしょ!やっぱり☆
娯楽性の高い雰囲気の中コン・ユ君はかなりシリアスな感じでしたが違和感なくストーリーの重要な部分をつかんでくれていました♪
韓国語も流暢で(あたりまえか!)なんかソウルから送られたスナイパーって役が似合ってました。
真面目な原作ファンにはウケないかもしれませんがDVDもレンタルされてますからコン・ユ君ファンは必見!ですよ。
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