『雪の女王』 全16話
難病を抱え死と隣りあわせで生きているボラではありましたが闘病シーンも少なく高慢でお嬢様育ちの勝気な女の子がテウンとの出会いを通して人を思い遣る心や赦す心、そして何よりもゆるぎない愛を見つけていく姿が等身大に映し出され微笑ましくもありました。
そしてテウンの身に起こった運命のいたずらを第三者的に見ればテウンが母親や自分の名前さえ抹消して生きなくてはならないまでの事だったのかと疑問に思いながらも我が身に降りかかればそこまで思いつめてしまうことなのかもと自問自答しながら見始めたドラマでした。 でも、神は見捨てることなくテウンとボラを再び引き合わせ、一人の人間を心から愛したことによってもう一度真の姿で生きていこうとテウンが自ら望むように一つ一つ段階を経て人生の軌道修正をしていく姿に心が震える想いでした。
テウンの心の痛み、ボラの心の痛み、ボラの父親の心の痛み、そしてゴヌ先生の心の痛みにしてもとても抑えた感情で表現されているだけにかえって染み入る様な余韻で伝わってきたような感じがします。 特にテウンがボラを見つめるその表情は思いの強さとは裏腹にかなり抑えて表現され、それが愛しくもありもどかしくもありで単刀直入・激情型の愛情表現を好む方には物足りなさすら感じられる作品だったかもしれませんね。(私は激情型ではないので・・・)
愛と別れという悲しいテーマではありましたが美しい映像と幻想的ですらあるストーリー、そして何より私の大好きなチョ・ソンモの美しいメロディー(愛...涙ぐましい)がドラマをいっそう美しいものにしてくれていたような気がします。
ヒョンビンは男の人に言う言葉ではないのかもしれませんが確かに綺麗ですね~。彼の表情と横顔に撃沈されてしまった方も多かったのではないでしょうか?ソン・ユリもお人形のような顔立ちと抜群のスタイルでどんな洋服でも見事に着こなしていたし、ほぼスッピンの時のあどけなさもとても親しみがもてました。
テレ東の方は今月いっぱいぐらいまで放送が続くようですね。また吹き替えの方も見ちゃうかも(笑)
| 固定リンク
「韓国ドラマ」カテゴリの記事
- 美男≪イケメン≫ですね 全16話(2010.06.24)
- 『ただ見つめていて』(アクシデントカップル)全16話(2009.08.26)
- 『オン・エアー』全21話(2009.08.04)
- 『ザ・スリングショット』全20話(2009.08.03)
- 『ラブトレジャー~夜になればわかること~』全17話(2009.04.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント