『無影剣』
【ストーリー】 926年、契丹の侵略により、渤海は陥落され皇太子も暗殺される。渤海再建のため大臣たちは、幼い時に政争に巻き込まれて追放され、今は辺境の地で盗品商となっている王子テ・ジョンヒョン(イ・ソジン)を探し出し、連れ戻そうとする。王子を連れ戻す重大な任務を受けたのは渤海最強の剣士である巫女のヨン・ソハ(ユン・ソイ)。彼女は王子を守るため、渤海の王族に伝わる無影剣を携えて出発する。
ジョンヒョンを探し出したソハは彼を渤海に連れ戻そうとするが、ジョンヒョンは王位を継承する意味はないと拒絶する。しかし、ソハの献身もあって、ジョンヒョンも渤海の置かれた状況を悟り、次第に使命感に目覚めて行くようになる。
そんな時、復讐と自分の野望のために祖国を裏切って契丹の刺客となったクン・ファピョン(シン・ヒョンジュン)と腹心メ・ヨンオクがジョンヒョンの命を狙ってやって来る。果たして、ジョンヒョンは無事に渤海に戻ることが出来るのか。渤海の未来がかかった避けられない対決が始まる。(映画紹介より)
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『アウトライブ〜飛天舞〜』のキム・ヨンジュン監督の第二作目ですね。
全編通して中国ロケでハリウッドの制作会社が出資したことで話題になりましたが興行成績はいまいちだったようです。韓国ではこの手の映画はあまり観客が入らないらしいですね〜。でも私はこの手の作品が嫌いじゃないので面白く見ました。
イ・ソジンのアクションもさることながらユン・ソイは『アラハン』でもきれいなアクションを見せてくれましたがここでも長い手足をピタッと決めてすごく様になっていましたし、王子を慕い、命を懸けて守り抜く素敵な演技を見せてくれています。『愛していると言って』の時より数段いいです、こっちの方が。
もちろんイ・ソジンはチェオクでもそうですが凛々しいし剣捌きも上手だしこの作品ではボサボサの長髪が似合ってるんですよ。
シンヒョンジュンもあのくどい顔に奇抜な髪型で思いっきり悪役を好演してますし、カメオ出演のキム・スロやチェ・ジウもほんの一瞬の出番ですが案外と印象に残っているんですよね〜。
確かにすごーく面白いって言うほどじゃないんだけど結構娯楽作品としては面白いのに韓国ではウケなかったのは国民の好みの問題なんでしょうか。
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