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『クライング・フィスト(泣拳)』

8c9d[制 作 年] 2005年
[原    題] 拳が泣く 
[監    督 脚 本] リュ・スンワン
[武術監督] チョン・ドゥホン
[出    演] 

チェ・ミンシク   → カン・テシク
リュ・スンボム   → ユ・サンファン
イム・ウォニ    → オ・ウォンテ
ピョン・ヒボン   → パク師範
ナ・ムニ    → サンファンの祖母
キ・ジュボン   → サンファンの父 
キム・スヒョン   → クォンロク 
アン・ギルガン   → 刑務主任
チョン・ホジン   →チャンホククス食堂主人
オ・ダルス     → チョン・ヨンデ
        

Kobusi【ストーリー】事業に失敗し大きな負債を背負い妻からも見放され残されたものは過去の栄光の銀メダル。生きていく糧にはじめた稼業が「殴られ屋」だった。路上でのこの仕事が話題になり友人にそそのかされてTVの取材を受けてしまうカン・テシク。その結果は増えた野次馬と逃げていた借金取りからの催促だった。魂の拠り所だった銀メダルすら借金のかたに取られ、ボクシングの後遺症とアルコールですさんでいくカン・テシク。そんな時「新人王戦」のポスターを目にする。家族の為に・・・愛する息子の為に彼は最後の賭けに出る・・・

夢も希望もなくケンカとカツアゲの荒んだ毎日を送る19歳のユ・サンファン。喧嘩の示談金を調達する為に強盗を決行するが失敗に終わり警察へ。行き着いた少年院の刑務主任は彼をボクシング部へと誘う。やりたいことも、なりたいものもなかった彼が、自分にも何かができるという喜びを感じ始める。しかし父が事故死し、祖母も病に倒れてしまう。生まれて初めて、家族の為に何かをしたいという思いに駆られた彼は「新人王戦」でトップに立つ、と心に決める。

何も接点のなかった二人がお互いの生きる意味をかけてひとつのリングに上がる・・・

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「血も涙もなく」「アラハン」のリュ・スンワン監督の作品です。主演のリュ・スンボムの実兄で映画監督であり俳優でもあります。3月の10日から公開されていた「相棒〜シティー オブ バイオレンス〜」ではこの映画の武術監督を務めたチョン・ドゥホンと共演し、監督、製作、脚本、そして主演までこなしている異才の人です。

主演は相変わらずうらぶれて地べたまで落ちた男がよく似合うチェ・ミンシク氏と今回この映画でまた一回り大きくなったリュ・スンボムです。

これぞ韓国映画!って感じの内容ですね〜。三流階級で生きている底辺の人間がある目的に向かって人生の活路を切り開いていく姿をそれぞれ二人の主人公が全く出会うことなく進められて行きます。

根底に流れる家族愛、二人の男の心に秘めた後悔と「恨(はん)」の思い。

En_mov_ka018_002 カンテシクの望みは勝つことよりも最終ラウンドまで戦い抜いて自分の生き様を子供に見せたいという思い。

サンファンの望みはどんな時でも自分を愛してくれた父とこんな自分を心から心配し愛してくれる祖母への謝罪と感謝を込めて勝って顔向けしたいという思い。

060212502003 全てを失いかけている男と生きていく意味を感じはじめた男。二人の男が這い上がっていこうとただひとつのリングに上がる。

ここまでの二人の姿だけで私は結構泣かされました〜。甘ったれてた人生、どこかで言い訳をしてきた人生に決別する為には一度は極限まで自分を追い込むことが必要なんだって思わせてくれました。

ボクシングの映画だと思って観るのを先延ばしにしていたことに後悔です。映画館で見ればよかったかな〜。

ラストの対戦の中で打たれるたびに何かが浄化されていくようなそんな気持ちになりました。久々に男の映画で泣いてしまったキャサリンです。

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