『復活』複雑な人間模様でした・・・

見ごたえのあるドラマに出会えました！って感じですね。

人物設定やシナリオがとてもよく出来ていて誰一人必要のない登場人物が居ませんでした。

人間関係が複雑であるにもかかわらず全てが一本の糸で繋がっているなんて・・・・脚本のキム・ジウさん、お見事です！

私にはドラマを通しで見る際にどうしても興味がない部分は早送りしてしまうという悪い癖があるんですがこのドラマはそれぞれの登場人物の行動、視線を見逃すことができずセリフも一言一句聞き逃すことができないドラマでしたね。

ハウンがイム・デシクの死を自殺でなく他殺だと疑問を懐き捜査を始めたことからストーリーは展開していきますが、実際はハウンの父ユ・ゴナとカン・インチョルが高校で知り合ったことがすべての始まりだったわけですね・・・

人の心は恐ろしいものです。友人同士といってもそこには必ず上下関係や羨望、妬みが隠れています。ましてそこに愛情が絡んでくると仲がいい者同士であればある程、根の深いドス黒い感情が生まれて来てしまうものなのかもしれませんね。

このドラマは主役の二人はもちろんのことですが脇を固める個性的な俳優陣がとてもよかったですね。

中でも一番個性的だったのはこの人！チェ・ドンチャン。

カン・インチョル、イ・テジュン、チョン・サングクやハウンの育ての親ソ・ジェス、父の同僚キョン・ギドを演じているアジョシ～達はもとより、シンヒョクを支えるアン秘書やチョン・ゴンミョン、パク・ヒスの存在は大きかったです。

イ・テジュンの娘ガンジュを演じたソ・イヒョンは時折見せる表情が『冬ソナ』のときのユジンと凄くダブることがあったんけど私だけなのかしら？