『プアゾン』
【ストーリー】都会の夜をただ眠れず過ごす不眠症の男チョンイル。眠れない夜をやり過ごすために深夜のタクシー運転手として生計を立てていた。ある日、客として乗り込んできたプワゾンをつけた美女ソリンと出会う。チョンイルはソリンに騙されるのだが、それが機となり二人の関係が始まる。チョンイルはソリンの肌のぬくもりによって不眠症が解消され、お互いの孤独を埋めあい幸せな同居生活を送り始めるのだが…。
***********************************
パク・シニャン氏の初期の作品としてとても気になっていたのですが最近DVDも発売されてやっと見ることができました。
内容はいいんだか悪いんだかよく分かりませんでしたが・・・
暴力や無秩序に、麻薬やセックスとかすごく退廃的な感じがしました。でもそんな中でもパク・シニャン演じる不眠症のタクシードライバーのチョンイルが体で男を騙し眠らせて金を奪って生きることを生業としている女スアと出会ってそこに安らぎを感じていく様子やタクシー強盗にあったときに助けてくれたバイク族の男たちと交友を深めて孤独を癒していく様がなんとなく胸に響いてきました。若いパク・シニャンもいい!!
スアには彼女をセックスのはけ口としか考えていないような刑事がヒルのように吸い付いているんだけどこの刑事から逃れるために結局チョンイルは大事な友を失ってしまうんですよね。で、この友を演じているのが『チング』にも出ているユ・オソンなんです。すごく印象的な役でした。優しさがあって強さがあってパク・シニャンの次に彼に惹かれましたね。《余談ですが、実はこの方、先月24日に観た『ドクターボン』にもほんのちょっとだけ出ているんですよ。見た方は分かるかな? 》
ラストも結局は二人はどうなるんだろう・・・とよく理解できなかったのですが今はとても紳士的で物静かな人とした印象が深いパク・シニャンの体当たりのような演技を見られただけでもよかったかも☆
| 固定リンク
「韓国映画(は行)」カテゴリの記事
- 『覆面ダルホ~演歌の花道~』(2008.03.18)
- 『ひまわり』(2008.03.15)
- 『拍手する時去れ』(2008.03.14)
- 『裸足のキボン』(2008.03.11)
- 『ボリウルの夏』(2008.01.11)
コメント