『ドクター ボン』
歯科医のポン・ジュンスは、常に4人の女性と付き合っているというプレイボーイ。妻を病気で失ってからは息子のフンと2人暮らしだが、息子には自分のことを「おじさん」と呼ばせ、女性たちとの交際を楽しんでいる。
そんなある日、マンションの駐車場で作詞家のヨジュンの止めた車にジュンスの車がぶつかり口論になる。出会ったその日から大喧嘩をするジュンスとヨジン。鼻っ柱の強いヨジンは、ジュンスに対しては平手打ちも容赦しないが、息子のフンにはとてもやさしい。いつしかフンは「お姉さん」と慕うようになっていった。
やがてフンはヨジンが新しい母親になることを願うようになり、どうにか2人をくっつけようとするが……。
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子供の出てくる映画ではどれにも該当しがちですがやっぱりこの映画も子役の可愛さが際立っていますね。小生意気な口の利き方や大人顔負けな人生観を見せつけておきながら本当は子供らしく大人に甘えたいという心を隠し持っているところにニヤッとさせられたりホロっとさせられたりしてしまいます。
ハン・ソッキュは『八月のクリスマス』のような穏やかさや『シュリ』や『カル』のようなカリスマ的な存在もいいですがこんな軽い男を演じても案外さまになっているんですよね。結構生々しいシーンもあったりします(笑)
彼はこの映画デビュー作で惜しげもなく色白の綺麗なお尻を見せてくれているのですが確か『銀杏のベッド』でも『シュリ』でも彼は見せてくれていますよね。何気にアングルが似ているのですが彼のお好みの角度なのかしら・・・
相手役のキム・ヘスはお色気いっぱいの女優さんではありますがとても知的な感じがして私は大好きな女優さんです。気が強くてちょっと意地っ張りなのに本当はナイーブな役がとても似合っていました。
内容的にはジュンスがヨジンに惹かれていく過程とか反対にヨジンがフンを通してジュンスに愛を感じていく過程とかがもう少し丁寧に描かれているともっとよかったかなとも思いますが全体的には面白いラブコメに仕上がっていると思います。
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