『ホワイトバレンタイン』
『手紙』に続きパク・シニャン氏の作品をもうひとつ。
日本で過ごすひとときが楽しく、幸せでありますように・・・
[製 作 年] 1999年
[原 題] ホワイト・バレンタイン
[英 語 題] White Valentine
[監 督] ヤン・ユノ
[出 演]
パク・シニャン → パク・ヒョンジュン
チョン・ジヒョン → キム・ジョンミン
チョン・ムソン → ジョンミンの祖父
キム・ヨンオク → 花屋のおばあさん
ヤン・ドングン → ジョンミンを片思いする男
【ストーリー】
ジョンミンは幼い頃、大人のフリをして一人の男性と文通をしていた。しかし、ジョンミンは彼女に会いにやって来たその男性の前に姿を現わすことが出来ず、以来男性との文通も終わってしまう。時が経ち20歳となったジョンミンはある日、一羽の白い伝書鳩を見つけ、足に手紙が付いていることに気づく。それは、最愛の恋人を事故で失い、悲しみから立ち直れない男性が、届くあてもない彼女へ向けて書き綴ったものだった。そして、この手紙の差出人こそ、ジョンミンがかつて文通した相手ヒョンジュンだったのだ。
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チョン・ジヒョンの映画デビュー作ですね。当時彼女は現役の女子高生だったようです。
ここに出ているヒョンジュンがパク・シニャン氏だと気付くのに時間がかかりました(笑)だってロン毛なんですもの・・・でも特徴のある声と話し方で見ているうちに解りますけどね。
この二人、前の年(1998年)に『私のハートを奪って(みて)』というドラマで共演してますが映画では初共演となります。
内容的にはちょっぴりファンタジー性を含んだラブストーリーなのかな。最後の終わらせ方が二人の今後を明確には語っていませんが多分ハッピーエンドだろうと思わせます。
チョン・ジヒョンは大人っぽくはなっていますが今の容姿とあまり変わりはないのですがパク・シニャンはこの役のために髪を伸ばしたようです。なんか印象全然違いますよね。喋る声も小さいし、あまり覇気があるとは思えない青年を演じています。恋人を失ってしまった心の傷を引きずっているわけですが・・・
印象に残ったのはジョンミンのおじいちゃんの本屋のたたずまいがとってもレトロでよかった事。それとヤン・ドングンを見つけたこと。
キーワードは文通と伝書鳩。
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コメント
キャサリン姐さん、こんにちは ^^
この映画は文通・伝書鳩といったアナログ感と、
ハッピーエンドを思わせるラストが好きです。
この記事の一番上の画像は、韓国版のジャケットでしょうか?
日本版のジャケットより、これのほうが素敵ですね。
投稿: tamayuraxx | 2006/03/25 15:22
tamayuraxxさん、こんばんわ。
そうですね。今の気忙しい時代背景とは全く違う空間でのお話でしたね。
何となく『いいな~』と思える作品ですね。
多分これは映画用のポスターだと思います。
こちらの方が内容にあっているみたいですかね(笑)
投稿: キャサリン | 2006/03/25 23:34
キャサリンさん♪ こんばんはー☆
あったー!って見つけました...この記事 LOL
私も遅れてですが、手紙に続きホワイトバレンタインみました。私はこの時代の感じとかこういう雰囲気の映画って結構好きかも!って再認識しました。
ヤンドングンさんしっかりチェックできました(笑) それにしてもパクシニャンさんのロン髪インパクトありましたけど...スグに見慣れてしまう自分も恐かったりして...
また、遊びにきまーす。
投稿: じゅん | 2007/10/26 01:48
じゅんさん、こんにちは~。
これを見つけるの大変だったでしょ(笑)
ありがとうございます。
なんだかゆったりとした映画でほんの少しの心のひだに入ってくるような、しみじみ感がありますよね。
パクシニャンという人の役作りの幅の広さが窺がえます。
じつはこれから韓国文化院主催の映画『眩しい日に』を観てきます。
パク・シニャン氏の最新作の映画を堪能してきます。
感想を挙げますのでまたお越しくださいね。
投稿: キャサリン | 2007/10/27 14:44