『手紙』
『パリの恋人』のパク・シニャンつながりでこの映画を・・というよりも、本日公式的に初来日されたパク・シニャン氏に敬意と愛をこめて、この映画をご紹介します。(ネタバレありです)
[制 作 年] 1997年
[原 題] 手紙
[英 語 題] Letter
[監 督] イ・ジョングク
[出 演]
パク・シニャン → チョ・ファニュ
チェ・ジンシル → イ・ジョンイン
チェ・ヨンミン → ビョンイル
【ストーリー】
ある日、国文学科大学院生のジョンインは慌てて汽車に乗り込むが、その時にうっかり財布を落としてしまう。それを拾った植物研究所研究員のファニュは汽車を追いかけた末に財布をジョンインに届ける。そこから二人の出会いが始まり愛を実らせる。しかし、幸せな結婚生活も束の間、夫ファニュは悪性の脳腫瘍にかかり妻ジョンインを一人残し他界してしまう。悲しみに打ちひしがれているジョンインのもとに、ある一通の手紙が届く…。
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この映画は残念な事にまだDVD化されていないようですが、最初2000年にシネマコリア主催の上映会で名古屋で上映された後2002年にも大使館と韓国文化院主催の上映会でも上映、そして昨年にも銀座のヤマハホールで韓国映画祭2005の上映作品として公開されている作品です。
1997年とちょっと古い映画なのでパリ恋でパク・シニャン氏を見た人にはちょっと違和感があるかもしれませんね。共演のチェ・ジンシルの方がこのときはスターで映画では『誰が俺を狂わせるのか』(1995年イ・ビョンホン共演)『ゴーストマンマ』(1996年キム・スンウ共演)ドラマでは『アスファルトの男』『星に願いを』『あなた、そして私』と続けざまに出ています。
前半の出会いから結婚、新婚生活は結構はハイテンションでラブラブなシーンがあり日本の30代後半以降の男性には全く現実味のない新婚生活かもしれません(笑)
身寄りもなく自分の人生の選択はこれまでコインに決めてもらってきたというファニュ(パク・シニャン)がジョンイン(チェ・ジンシル)との結婚を取るか留学を取るかという選択にもコインを使います。表が出たら結婚、裏が出たら留学と・・・もちろんその結果は・・・表!でもこのコインには秘密があったわけですね。これはずっと最後になって解るのですが、冬ソナでも同じエピソードが取り入れられていました。
さて、後半は、あまりにも突然の発病にもう少し上手い繋げ方はなかったのかとも思いますがそれはさておき、ここからの闘病生活やジョンインの元を去ってからもなおも続くファニュの愛に心打たれ涙なくては見ることが出来ませんでした。
パク・シニャンの迫真の演技がかなりリアルなのであまりにも痛々しく、この映画のためにかなり体重も落とされたようで本当に病人のようです。
そしてチェ・ジンシルはきれいです。笑っていても悲しんでいても全般を通して彼女の美しさ、かわいさは際立っているように思います。
とっても悲しいお話しなんですが悲壮感はなくファニュの愛を感じられるきれいな映画に仕上がっていると思います。
手紙のシーンとエンディングに20年ぐらい前に大好きだった「Too far away」が流れているように思えるのですがエンドロールが読めないのではっきりしませんでした。(知りたい!!)
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コメント
キャサリンさん、こんばんわ
パク・シニャン来日しているんですか~~~!?
あたしもこの「手紙」と「約束」観たいんですよね。
「手紙」の相手役はチェ・ジンシルなんですね。彼女って日本でもプレーした野球選手と結婚して、その後離婚。確か今バツイチ子持ちですよね!?もう復帰しているらしいけれど三十台後半…かわいらしい彼女が今どんな雰囲気なのか???見てみたい。
投稿: ゆき | 2006/01/25 01:53
ゆきさん、こんばんわ~
そうなんですよ!昨日来日して明日は
ファンミーティングなんですよ☆
私は残念ながらチケットが取れず行け
ませんが・・・(トホホ・・)
チェ・ジンシルはこの前のクールのド
ラマで復帰を果たし生活観のある主婦の
役をやり高い評価をえていました。
投稿: キャサリン | 2006/01/25 21:59
ファンミかぁ。
いいですね。どんなところでやるんですか!?
投稿: ゆき | 2006/01/26 01:27
ゆきさん、おはようございます。
↓これです。
【パク・シニャン ファンミーティング“恋人”概要】
日 時: 2006年1月26日(木) 開場14:00 開演15:00~
会 場: Zepp Tokyo
投稿: キャサリン | 2006/01/26 06:46
キャサリンさん♪ こちらも失礼しまーす。
この映画ご覧になっていらっしゃる方は少ないかなぁ~とか思っていたのですが キャサリンさん...流石ですね~☆
パクシニャンさんの演技(メガネ外してからのシーン)やっぱり凄かったです。チェジンシルさん輝いていたなぁ~とか...
見終わってスグはすごくインパクトがあってとか思わなかったのですが...あとから この映画良かったなぁ~って思える映画でした。
どこか懐かしさを感じる部分が 世代的にハマル部分なのかもですけど... 韓国映画の名作まだまだあるなぁ~って思いました。
こちらからもTBさせていただきますネ♪
また、遊びにきまーす!
投稿: じゅん | 2007/09/04 06:26
パクシニャンファンとしてはこの作品と『約束』は外せない作品ですよね。
難病モノではあるけれどそれよりも二人の愛の物語の要素が強く悲しい結末ではありますが幸せな余韻も残すいい作品だと思いました。
パク・シニャンの衰弱していく姿はリアルでとても演技とは思えない感じでしたね。
また、チェ・ジンシルは本当にかわいらしさと美しさをもった素敵な女優さんだと思います。
アナログ的な要素がまた心懐かしく私のような年代にはすんなり受け入れられるんでしょうね~。
投稿: キャサリン | 2007/09/04 21:47