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『南極日誌』

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兼ねてから見たいと思って期待して行きましたが私としては「・・・・・・・・」と言う感想です。
過酷な気象条件での撮影、自分を追い込んでいかなければ到底成し得ない演技、新しい自分へのチャレンジという点においてはソン・ガンホやユ・ジテたちが果敢に挑んでいると思います。
人間の狂気と恐怖とが交差するシーンは迫力があり夢見が悪くなりそうと思ったほどです。

しかし、まずジャンルが解らない。この映画はホラーだったのか・・・・?
氷の下でうごめく眼球、突然脳裏をよぎる鮮血、ただ茫然と佇む少年の霊、80年前の屍骸、突如現われる穴、これらに何の意味があるのか漠然としていてよく理解できません。
何故隊長がそこに至ったのか、隊長の望みはなんだったのか・・・
人間の究極の狂気はただおどろおどろしく悲しみが伝わってこない。
隊長とその父親との過去、隊長と自殺した息子の関係も説明不足で見えてこないんですよね。

発見されたイギリスの探検隊の日誌がどう絡んでいたのかも良くわからない。この日誌がきっかけでだんだんと隊員の間に疑問が生まれてきたのか隊長は最初からまともではなかったのか・・・

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多分、業界人やこの手の映画がお好みの方からは支持を受ける映画だとは思うのですが、一般受けはどうなんでしょうね。
見終わって『恐ろしかった』とか『あの穴に落ちた隊員は結局どうなった?』とか『何がいいたかったんだろう』という声が映画館を出て行く人たちからも漏れ聞こえてきました。

一年の半分が昼で半分が夜の南極に訪れる最後の夕焼けの中でたった一人放心したように佇むユ・ジテの表情は印象的でした。

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韓国映画(な行)」カテゴリの記事

コメント

キャサリンさん、はじめまして。
南極日誌の感想を読んで私と全く同じ感想だったので
つい出てきてしまいました。
私も映画好きですが、そしていろいろなジャンルの映画
を見ていますがやっぱりよくわからない映画ですよね。
「この映画を見ることで何か感じられるものはなかったか?」
「この映画のメッセージはなんだったんだろう」と考えていま
すが、ただ人間の極限での狂気を取り扱うにしては意味のな
い伏線が多くて・・・感想が「・・・・・」だったという点で納得して
ます(笑)

突然出てきて長々とすみませんでした。
キャサリンさんの感想を読んで「私の頭に中の消しゴム」を見
に行こうと思ってしまいました。

投稿: パクチー | 2005/09/16 13:42

パクチーさんはじめまして。そしていらっしゃいませ~!
そうですか・・・同じような感想持たれましたか(笑)
題材を何かもう少し絞ってあれもこれも意味不明のままで
終わらせては欲しくなかったですね。
いい俳優さんが出ているだけに残念です。

「私の頭の中の・・・」はラブストーリが好きな方におすすめ
です。

投稿: キャサリン | 2005/09/16 21:00

え”?
私は前日に「4月の雪」をみて
「映画なめるんじゃね~」と怒って、その後に見たので
本当にああ、この映画見てよかったぁと強く感じました。
人によって感じ方が違うとは思いますけど。

人間の持つ執着心が
怖くなってしまい、考えさせれました。
私は好きな映画です。

投稿: sayaka | 2005/09/17 00:46

sayakaさん、おはようございます。
sayakaさんにいいって聞いていたのですがどうも私には
難解でした(笑)
ソンガンホやユ・ジテたちの演技や存在感はいつもながら
すごいと感じました。
たしかに人間のもつ執着心の恐ろしさも伝わってきました。
ただその後に感じるのが禅問答ではありませんが「畢竟に
して如何」という境地だったんですね、私は。

投稿: キャサリン | 2005/09/17 06:15

キャサリンさん、アンニョン♪
私も同感かも~。ホラーなのか人間の持つ狂気なのかを絞ったほうがと思ったなぁ~。
ふたりとも熱演しているだけに、もったいな!というのが印象かな。

ねねね、インソン君ものガンガンいっていない?私も今ラブミーテンダーとか待ちの状態なのに~!!!(笑)

投稿: so-so♪。 | 2006/08/31 22:43

so-so♪さん、おはようございます~!
そうなんですよね~。
ジャンルがはっきりしてないので言いたい事が何だったのかがよく解らなかったんです。
でも出ている方々の熱演は伝わってきましたね。

インソン君ばかり見てしまったのはやっぱりファンミに行けなかったからなのよね~!
SO-SOさんがうらやまし~~~~☆

投稿: キャサリン | 2006/09/03 09:25

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