夏の香り~波紋~
誰かを愛する事で他の誰かが傷つくのならば、ましてその「他の誰か」が大切にしていた人であるならばその愛を成就させようとは思わない。
でも・・・愛する気持ちを否定する事はできない。
愛する心を止めてしまうことはできない・・・・
今日の今、この時だけは一緒に居たい、二人の時を過ごしたい。
ヘウォンは自らの意思で船に乗らないことを決め、つかの間のミヌとの時間を過ごす。これが最後だから・・・
「一緒に過ごしたこの時間をプレゼントします。この想い、この香り、私の心をあなたに贈ります・・・」
自分の愛が相手の重荷になってしまうのならば気持ちを押付けたりはしたくない。ただ・・幸せを願うだけ。
何かを求めていたわけじゃない。ただ1人になってしまったヘウォンが心配でじっとしていられなかった・・・
安全に朝を迎えられるように見守っていたかった・・・・。
二人ともそれぞれの形で気持ちの整理をつけたつもりだったのに秘密が秘密でなくなった事で波紋が広がっていきます。
ヘウォンの心の変化に気づいていながらも一時的なものだと自分に言い聞かせ認めようとしないチョンジェ。
自分のミヌへの気持ちを知っていながらもミヌを愛したヘウォンが許せないチョンア。自分はへウォンからたくさんのものを奪ってきたと解っていてもミヌの心を奪ったへウォンを許せず手厳しい言葉をあびせるチョンア・・・・でも、その言葉に傷つくヘウォンの姿を見ると心が痛んでいるようですね・・・
波紋は広がりチョンジェの両親の知るところに・・・
自分を取り巻く多くの人に心配と迷惑をかけてしまったことと、どうしてもミヌを愛してしまう事への代償に全てを捨てようとするヘウォン。
やはり最後には愛するミヌの顔をひと目見て心でさよならを告げたヘウォン。
ヘウォンがリゾートに来た本当の意味に気づいたミヌは・・・・・
愛する人の元に心だけ残して別の人の元へ帰るというのは「冬ソナ」のユジンと同じですね(笑)
これが監督の恋愛に関する美学なんでしょうかね。
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コメント
屋根部屋の時のように、カットされている部分を少しだけ
解説してほしいです。
投稿: aoi | 2005/09/13 09:20
aoiさんはじめまして。
屋根部屋の時に読んでくださっていたんですね。
私が説明するよりも私の「お気に入りブログ」の
diary(徒然なるままに) のso-soさんのところで
とってもよく書いてくださっています。
そちらをぜひお薦めします。
とっても解り易く場面が浮かんでくるように説明
されていますよ。
投稿: キャサリン | 2005/09/13 11:07
はじめまして。TBさせて頂きました。
『夏の香り』本当に素敵なドラマですね。
2人の気持ちがこんなにも波紋を
呼んでしまうは辛いでしょうね・・・。
冬ソナのユジンと同じ!なるほど!
毎回感情移入しまくりで見入っています。
投稿: LUVLUV | 2005/09/13 17:05
キャサリンさん、こんばんは!
せつないモードになってきましたね~!!!
ミヌの笑顔がなくなてきちゃっています。
これからは苦悩するミヌの顔になっちゃうのですよね。。。
けど、私はいいのです(笑)
ユンソクホ監督の美学かもしれませんね、この心を残したままというのは、冬ソナもそうですよね。秋童も一瞬そうでした。
春のワルツもそうなのかしら?
投稿: so-so♪。 | 2005/09/13 21:01
LUVLUVさん、はじめまして~!
素敵なドラマですよね~「夏の香り」は。
映像もミヌも綺麗ですものね(笑)
どうぞまたいらしてくださいね。
so-soさん、おはようございます~!
これからの展開を考えると本当に胸が切なくなってしまいます。
春のワルツはどんな内容の物語なんでしょうね。
少し前にキャスティングの発表はありましたけど・・・
投稿: キャサリン | 2005/09/14 05:19